【INTERVIEW】Conan Gray、『Kid Krow』に込めた想い、影響を受けた音楽について語る

アメリカ、テキサス州出身、現在21才のシンガーソングライターConan Gray(コナングレイ)がティーネイジャーの憧れの的になっているのは周知の事実だろう。

2020年3月20日にリリースされた『Kid Krow』は、
Rolling Stone、Billboardともにチャート5位以内にランクインするなど世界中で大ヒットとなっている。

そんなConan Gray(コナングレイ)が先日Apple Music Beats1、
4月のUPNEXT ARTISTに選ばれ、Travis Millsが司会を務めるBeat1 Radioに出演した。
Kid Krow』に込めた想いと、
自身の生い立ちや影響を受けたアーティストについて語った。


「Wish You Were Sober」について
“アルバム制作中に好きな人がいたんだ。

彼女は酔ってる時しか好きって言ってくれなかった。
複雑な気持ちだよ。
酔ってるときは「大好き」って言ってもらえて嬉しかったけど、
一方で「なんで酔わないと言えないんだろう?」てね。

すごく叫びたい気持ちを書いたのが「Wish You Were Sober」なんだ。”


日常のなかのフラストレーションや、
恋愛感情が曲に直結しているしていると考えられる。
こういった感情を表現した彼の音楽は多くの若者に支持され理由のひとつとして挙げられるだろう。

「Wish You Were Sober」は「君がシラフだったら良かったのに」という意味。


“アルバム『Kid Krow』について
あまり人に話してこなかった過去の経験なんだ
『Sunset Season』は高校3年生の時の経験を基に作ったEPなんだけど、
『Kid Krow』では僕の人生全体のことを歌ってるんだ。EP以降のこともね。
この2年間はいろいろあったんだ。
初めて人を愛して、失恋もしたしね。”


彼にとって高校卒業後から今に至るまでの期間というのは、本当に濃い時間だったようだ。
彼にとっての人生観というのも、この期間で大きく変わったようだ。
「子供から大人に」そうした変化を『Kid Krow』からは多く見受けられる。

また、自身のキャリアに影響を与えたアーティストについてもConan Gray(コナングレイ)は語る。


“かなり影響を受けたアーティストが二人いて、
その人たちには今も影響を受けてる。

Taylor Swift(テイラースウィフト)とLorde(ロード)なんだけど、
Taylor Swiftの「Tears On My Guitar」は完全に僕の人生を変えたね
すごくイケてると思った。

僕自身テキサス出身だからギターを弾いて歌うカントリーガールは大好きなんだよね。

それでLordeを知って、ポップミュージックへの考え方が変わったんだ。
人生を歌う彼女の曲にすごく共感できたんだ。
パーティーとか、ドラッグの曲って当時12歳の僕からしたら
全然共感できなかったんだよね
。”

現代カントリーのパイオニアといっても過言ではないTaylor Swift。
カントリーソングを世に知らしめた彼女の代名詞的な曲。

ニュージーランド出身のSSW。
母国ニュージランドで話題になった後、全英、全米へと進出しアルバムチャートをかっさらい、一躍スターへと上り詰めた。

Conan Greyを語る上で欠かせない曲が「Maniac」だろう。
「Maniac」はどうやらシャワー中に思いついたんだそう。


“きっかけは長い間話してなかった人のメッセージがきっかけなんだ。
よく知らない人なんだけど、「君はずるくて正気じゃない」
って言われて、正直意味がわからなかった。
正気じゃないのは僕じゃなくて君のほうだってね。
それが面白いって思って曲にしてみたんだ。”

“Cause people like you always want back what they can't have
But I'm past that and you know that
So you should turn back to your rat pack, tell 'em I'm trash”
“君みたいな人はいつも手に入らなかったものを返して欲しいっていうけど、
僕からしたらもう過去のことだし、君もわかってるだろ。
だから君は悪友のところに戻って僕をカスだって言えばいいよ。”

Conan Gray 「Maniac」より

アルバム『Kid Krow』を通しての自身の恋愛感についても
Conan Gray(コナングレイ)は語った。


“誰かを好きになると、すぐにゾッコンしちゃうんだ。
終わるときもすぐに終わるんだ。あまり深追いはしない。
僕がいくら好きでも、あっちにその気がなかったら
「そっか」てね。”


自身の恋愛感情や、スタンスを明確に自覚していることが彼の曲制作においても大きな強みになっていると思われる。

インタビュー終盤、過去の自分へのメッセージ、そして今後の曲についてを語ったConan Gray(コナングレイ)


“過去の自分に対しては、「全部うまくいくよ」って伝えたいな。
幼い時は自分が年をとって大人になるなんて思ってなかったんだよね。
友達にもよくこの話はするんだけど、
僕たちの世代って特に、子供じゃない日々が想像できないんだよね。
だから6歳のときは、本当にこれ以上年を取りたくなかった。
その時点でもうキツくて、14歳の自分の姿が想像できなかったんだ。
だからその時の自分に伝えたいのは

「21歳までは全部うまくいくから、そんなに自分を責めるな。
君は全部が永遠に続くと思ってる。今の僕でさえ小さいことで“終わった”て思うからね。でも違うんだ。進む勇気さえあれば人生は続いていくんだよ」

てことだね。”


もし「The Story Part II」を書くなら?
“夢を歌うと思うよ。僕からのメッセージにもなると思う。
僕は今まで死ぬことを何回も考えたけど、死ななかった。
望んでも望まなくても、人生って続いていくんだよね。”


“Oh, and I'm afraid that's just the way the world works
It ain't funny, it ain't pretty, it ain't sweet
Oh, and I'm afraid that's just the way the world works
But I think that it could work for you and me
Just wait and see
It's not the end of the story”
“こうして世界が動いてるのが怖いんだ
楽しくないし、素敵でも優しくもない。
こうして世界が動いてるのが怖いんだ
でもきっとそれは全部、僕や君のためなんだ
ただ待って見つめて
この物語は続いていくんだ”

Conan Gray「The Story」より

若者故の閉鎖的な悩みや、未来に抱く不安をConan Gray(コナングレイ)は自身の曲を通して、
過去の自分へ、そして同じように悩んでいる「若者」へと発信している。

若干21歳のConan Gray(コナングレイ)がこれから上るスターダムへの階段。
そして発信していくだろう音楽に特に耳をすまして聴きたいと感じた。

この他にもConan Gray(コナングレイ)をさらに深く知れる
Apple Music Beat 1での特集はこちらから


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