KOHHが唱え続けてきた「自由」

“次の作品をもって、KOHHとしての活動を引退します”
そうどこかもどかしそうに淡々とKOHHは続ける
“次の作品に入れようと思ってる曲やってもいいですか

どよめく会場。
すると彼は胸元から手紙を取り出し、
彼の祖母に向けてそれを読み始めた。


これは2020年1月16日にLINE CUBE 渋谷(渋谷公会堂)で開催された
「KOHH-LIVE IN CONCERT-」
での一幕だ。

シーンに突如現れて約7年、短くも強烈なインパクトを残したKOHHは
次回のアルバムをもって“KOHH”としての活動を引退する。

「金」「薬」「女」
これらの言葉でKOHHというアーティストを語るのは、
あまりに容易である。

About KOHH

本名:千葉 雄喜(ちばゆうき)
生まれ:東京都北区

韓国人の父と日本人の母との間に生まれる。
父は幼い時になくなっており、
その後母と共に公団住宅(団地)に住むことなった。
しかし、KOHHの母まさこさんは、
主人の死のショックで薬物に溺れてしまう。
KOHHは祖母に育てられることになる。

KOHHの母は当時の生活について以下のように語っている。


“貧乏になってしまって、何もしてあげられなくて
私も主人のことでおかしくなってしまって
家の中グチャグチャ、片付けることもできない、
ご飯を作ることもしてあげられない、全部おばあちゃんに頼るだけで、
その時はお互いすごく苦しかったと思う。”

団地発!東京のアングラ ヒップホップ – Rising From the Tokyo Projects
VICE

そんな家庭環境で育ったKOHHだったが、
同じ団地にすむ友達と遊んでいる時に
キングギドラ“UNSTOPPABLE”を聴き、HIPHOPに出会い、
18歳の時にプロデューサー、理貴(りき)と共に音源制作を始める。

その後KOHHRyo Takahashi(以下318)と運命的な出会いを果たす。
この人をなくしては、
KOHHという芸術作品は出来上がっていないだろう。

318KOHHとの出会いについて以下のように語っている。


ジェリーカールでニューエラとか被ってて
18歳っていうけどもうなんか
変なのきたなと思って

blackfiletv INTERVIEW FILE-KOHH

KOHHは足軽く318のスタジオに通い、
出来上がったアルバムが
KOHHの名を世に知らしめるきっかけとなった作品
ミックステープアルバム『YELLOW T△PE』だ。
KOHHは今までにない斬新なラップスタイルで
当時の日本の音楽シーンを騒然とさせた。

以下は『YELLOW T△PE』のトラック2、
同じ団地で育ったラッパーMONY HORSE(モニーホース)との1曲、
アメリカ、コンプトン出身のラッパーYG“I’m Good”
ビートジャックした“We Good”KOHHのラインである。


“I`m so free 適当な男  高田純次ばりbitchの胸元
に目線がmove パイオツほおばり 普段は優しいが実はオオカミ styleが良い子 顔可愛い子 money or bitchなんて俺にゃ厳しそう ”

We Good
KOHH&MONY HORSE

ラッパーらしいと言えばラッパーらしい。
しかしどこか今までのラッパーとは違う”適当”なスタイル、
誰が聴いてもすぐに耳に入ってくる歌詞の分かりやすさ、
USに寄せた最先端フロー
KOHHが世に名を知らしめた大きな要因であると考える。

そしてその半年後、2枚目となるミックステープアルバム
『YELLOW T△PE 2』をリリース。


こちらのミックステープアルバムには
“JUNJI TAKADA”
“Hello Kitty”

など、大反響をよんだ曲が多く収録されている。

これら二作をリリースし、
瞬く間にKOHHはシーンに名を轟かせ、
同時に“KOHH”というスタイルを世に知らしめたのである。

そして2014年7月、当初予定されていた1stアルバム
『梔子』
より先に
Monochrome』
をリリースした。

真面目な曲を1stアルバム前にEPという形式でリリースする予定だったそうだが、曲数がたまり、アルバムという形式に変更してリリースするということになったのだという。

これについてKOHHは以下のように語っている。


“チャラいのばっかり歌ってても、
自分でも飽きるし、
自分で飽きたら、
聴いてる人たちも飽きるだろうし”

blackfiletv INTERVIEW FILE-KOHH

この言葉の通り、KOHHの2ndアルバムには
これまでの曲の内容とは異なる内容のものが多く収録されていた。

自らの生い立ちを歌った
“貧乏なんて気にしない”
外見ばかりを気にする人に向けた
“Fuck Swag”
など、これまでの”チャラい”
曲からは一変したアルバムを発表し
多くのリスナーはさらにKOHHに魅了されていく。

そして『Monochrome』
のリリースから約4ヶ月後の2015年1月1日、
待望の1stアルバム
『梔子』
がリリースされる。

このアルバムでKOHHは
“Junji Takada”
“******5”

などの従来の曲に加え、
一人の女性を思う曲
“Where You At?”
“Real Love”

すでに渡米することが決まっていたKOHH
その気持ちを歌った
“飛行機”
など、今のKOHHを語る上で
欠かせなくなった曲を多く発表した。

この2つのアルバムのリリースを終え、
KOHHは次のステージへと足を踏み入れることとなる。

『梔子』のリリース日と同じ2015年1月1日、
韓国を拠点に活動するラッパーKeith Ape
“잊지마 (It G Ma) ”のMVがYoutubeに公開された。
そこにKOHH、そしてLoota
日本人としてフィーチャーされる。

この曲こそが、KOHHというラッパーの名が
日本から世界へと知れ渡る、
分岐点となった曲だろう。

この曲は
2015年6月30日にリリースしたミックステープアルバム三作目となる
『YELLOW T△PE 3』
に収録されている。


Never! Never! Never forget!
覚えとけ 忘れるな
あれこれそれ 大切なのどれ?
いらないもの捨てちゃおう
いるものだけありゃ幸せなのかもしれないだろ
ありがとう
俺は俺の足で歩く
綺麗な靴 また汚しまくる
シューレース外すエアフォースワン
それかボロいコンバースと重たい皮ジャンで
気分はロックスター
チューインガムを噛みながら聞いてるブルーハーツ
やりたくないことやってる暇はねー やりたくないことやってる暇はねえ
って言ってたマーシー 田代じゃない
過去の話すんのださいから 昔のこと忘れちゃったらいい

잊지 마 (It G Ma)
Keith Ape
Featuring JayAllDay, Okasian, KOHH & Loota

“ありがとう”“覚えとけ、忘れるな”など
とても分かりやすく、真っ直ぐな言葉選び、
そしてKOHHのヴィジュアルが世界的に大絶賛を浴び、
KOHHは日本から世界へと飛び出していくこととなる。

2015年10月28日
3rdアルバム『DIRT』
は私たちの予想よりも早くやってきた。

ニューヨークで収録された楽曲が多く収録されたアルバム
『DIRT』
このアルバムでもKOHHはコンセプトを大きく変え、
“生”と“死”についてを歌った楽曲を多く収録した。

生ける伝説についてを歌った
“Living Legend”
Dutch Montana、LOOTAをフューチャーした
“Dirt Boys”
など、強烈なメッセージを世に提示した。

『DIRT』のアルバムコンセプトについてKOHHは以下のように語っている


“あえて、生きるとか死ぬとかのことについて
書くぞ、とか作るぞ、
とか思ってなかったんすけど
気付いたら“生”と“死”のことばっかになってて
ロックの人とか
早く死んだスターみたいな人とか
から結構影響受けて
未来より今が大事だなと思ったら
“生”と“死”のことが多くなりましたね”

KOHH アルバム「DIRT」完成披露試写会【SPACE SHOWER NEWS】>

そしてKOHHが世界的に有名になった楽曲が、
Frank Ocean“Nikes(Extended Magazine Version)”
への客演だ。

プラチナディスクにも認定された、
世界で最も高い評価を受けているアルバム
『blonde』への参加。

そこでもKOHHは分かりやすく、
確かな日本語で私たちに語りかける。


“一人の男 たくさん可愛い女の子
誰かのことを 誰も縛れやしない
他人の心 まあ飲みたいならお酒でも飲もう
彼女がいたり 彼氏がいたり
気のあっちゃう人間二人 しょうがない
男たちと女たち 
去るもの追わず 来るもの選ぶ
それだけの話
今しかない時間 大事にしな
何億万人も いい人ならいるよ
あの子がまたモデルの子に嫉妬
でも好きなら好き 無理なら無理だし
次から次に 類が友を呼んでくれるいつも
たまには離れてみるのも必要
自由にする まるでパリスヒルトン”

Nikes feat.KOHH
Frank Ocean

それから約半年後の
2016年6月17日、
前作アルバム『DIRT』の続編にあたる
アルバム『DIRT II』をリリースする。

『DIRT』よりさらにディープなアルバムに仕上がった
『DIRT II』は2枚組の作品としてリリースされ、
SIDE Aでは、
トラップ、メタルを融合した強烈な楽曲
“Die Young”
お金と芸術についてを歌った
“Business and Art”を含む9曲が収録され、
SIDE Bでは
KOHHの今までの楽曲のRemix
が収録されている。

“生”と“死”
“音楽”と“芸術”
これらの要素を詰め込んだ楽曲の数々。
この時点ですでにKOHHというアーティストが“芸術家”に変わっていた。


“死んでもいいけど死にやしない
殺せるもんなら今殺せ
バスキア、ジミヘン、カートコバーン
殺せるもんなら2度殺せ”

“Die Young”
KOHH

 “まるで田中泯 クソな肩書
ラッパーじゃない ラッパーなんかじゃない
俺は俺でいい 俺は俺でいい
俺のまま生きる お金の為に生きるなら死ぬ”

“Business and Art”
KOHH

KOHHはこの頃から拠点をアメリカ、
ロサンゼルスに移し新たなアルバム制作に取り掛かっている。

2016年12月20日
“働かずに食う”
“Mitsuoka”

などのニューシングルを収録した
『YELLOW T△PE 4』
を発表。

その後KOHHは著名アーティストたちに
フューチャーされ、徐々にKOHHという名が
メディアを通して日本全体へとじわじわ広がっていく。

宇多田ヒカル『Fantome』
“忘却 feat.KOHH”への客演。

このコラボレーションが実現したのは、
宇多田ヒカルKOHHのファンであったため始まった
プロジェクトだったことを宇多田ヒカルは
自身のラジオ番組『宇多田ヒカルのファントーム・アワー』
で明かしている。
宇多田ヒカルは番組内で、
以下のように語っている。


“KOHHさん、私、前からファンで。お願いしてみたら向こうも「えっ、こっちもファンです」みたいな感じですぐに話が決まって。
で、できる限りそういう不自然な取ってつけたようなコラボにはしたくなくて。お互いすごく本当に通じるものがあるって思ったんですね。
だから、できるだけもともと友達で、
ノリで「こんなのあるんだけど」「あ、じゃあこんなの、どう?」
みたいな感じで自然に作っていくってしたくて。
なので会ってすぐにレコーディングとか、歌詞をどうする? 
とかじゃなくて。
まず、「じゃあちょっと、食べに行こうか。なんか飲みに行こうか」っていう感じでいろいろダラダラしゃべりながら、
打ち解けてというか、落ち着いて。
そっから制作を始めて。


いままでなかった私の感じと、
いままでなかった彼の感じっていうのが本当にいい具合に出て、
きれいに混ざり合っている感じがして。
自分で、もしかしたらこのアルバムの中でいちばん好きな曲かもしれないです。”

https://miyearnzzlabo.com/archives/40059

彼女が語る通り、
自己という存在の忘却、
死ぬことについてのこれまでどの曲でも語られなかった、
KOHHの考えがこの曲からわかる。


汚いものでも 美しく見える
懐かしい声 俺から離れ 誰かのとこへ
記憶なんてゴミ箱へ捨てる
ガソリンかけて 燃やしちゃえ
喪服に着替え お迎えがくるまで
生きてんのは死ぬため
そんで生まれてくる それだけ
お墓の中へ いければ幸せ
眠る棺桶 刺青だらけ この冷たい手
みんなが泣いてる そんなの最低

“忘却 feat.KOHH”
Hikaru Utada

そして2018年11月16日には
あの世界的な歌姫、
Mariah Carey(マライヤキャリー)の最新アルバム
『Caution』日本版ボーナストラックとしてSkrillex、
Lido
プロデュースの
“Runway”に客演としてKOHHがフィーチャーされる。
誰もが知っている世界的歌姫の作品への参加、
日本のメディアはこぞってKOHHを取り上げることとなった。

団地から世界へ、
そんな想像もしなかった今現在の生活を
KOHHは曲中で以下のように語る。

“全員がぶっとんでる 普通ってなんだっけ?
ドンペリ開くシャンペン 会計50万円
それ以上するこのチェーン VVS No Fake
貧乏人みたいな服で 贅沢する超豪勢”

Runway feat.KOHH
Mariah Carey

この2人の著名アーティストとのコラボレーション、
これで誰もが確信しただろう。
KOHHが世界に認められるアーティストへとなったことを。

そして2019年2月9日、
ついに前作から2年の沈黙を破り、
KOHHは自身5枚目のアルバム
『Untitled』
をゲリラリリースした。

アルバム1曲目の“ひとつ”
はオーケストラ、ピアノのバックサウンド、
静かなKOHHの歌声で始まる。


“愛されてる 愛されてる
愛されてる 愛されてる
泣いている地球 俺らはその一部
みんなでひとつ 喜びの水
ひとつ”
———————————————-
“俺は人 君は花
全部が自業自得 人間みんなばか
誰かを憎しみ殺しても すぐに産まれるまた
全員泣きながら まだ生きてる墓の中
命はいつまでも なくならない一生
この身体じゃなくても どっかにいるいつまでも
おれたちが選ばれた
ありがたや ありがたや”

ひとつ
KOHH

そしてアルバムは静かに始まり次第に激しさを増していく。
ONE OK ROCKのボーカルTAKAをフィーチャーした
『I Want a Billion』

そしてアルバムは最後に強烈なメッセージを
残して終わりを迎える。


“大人の事情 関わるのも仕事
嫌なことも 遊びみたく楽しめばいいことにかわる
あれダメこれダメそれダメでもやりたいことだけやるだけ
あれダメこれダメそれダメでもやりたいことだけやるだけマジで
縛られて
何かを縛ろうとしたら嫌われてく 人間だけじゃない全世界の全て
元々 誰かのものじゃないんだし放っとこう
そうとしとこう 外してあげるロープ
疑わずに信じて見守る 何しても大丈夫
不自由の中でも自由だからいい 好きなことに理由なんていらない”
—————————————————
今は縛られてるロープ 今は縛られてるロープ
自由にさせてくれよ 今は縛られてるロープ
君も縛られたくはないだろ? 君も縛られたくはないだろ?
すぐ自由になれるよ 今は縛られてるロープ

ロープ
KOHH

KOHHが語っていた
“自由”
がこのアルバムでは露骨に現れ、
私たちの胸をえぐりとるような
サウンドと強烈な歌詞が印象的である。

この時、
“KOHH”としてのチャプターがひとつの区切りを
迎えたことを悟った。


KOHH-LIVE IN CONCERT- REPORT

DATE

2020年1月16日
LINE CUBE 渋谷(渋谷公会堂)

SETLIST

1.I Want a Billion
2.Imma Do It
3.Living Legend
4.Die Young
5.Dirt Boys
6.Free (Dutch Montana)
7.We Good
8.Bodies
9.Livin In
10.飛行機
11.気楽にやる
12.貧乏なんて気にしない
13.暗い夜
14.ひとつ
15.Hate Me
16.Mind Trippin’
17.手紙
18.I’m Dreamin’
19.ロープ


Report

今回の「KOHH-LIVE IN CONCERT-」は3部編成で行われた。
1部がバンド編成によるライブ、
2部がプロジェクションマッピングを使ったライブ
3部がオーケストラ編成によるライブ

ライブは“I Want a Billion”
で幕を開ける。
イントロからギターの音が鳴り響きKOHHが登場した。
会場はKOHHの大きな叫び声、
そして激しいサウンドに包まれた。
その後もKOHHは自身のヒット曲
“Imma Do It”
“Living Legend”
“Die Young”
“Dirt Boys”

で会場の熱量をあげた。

すると今度は
KOHHと同じクルーでもある
Dutch Montanaが登場。
続いてMONY HORSEも登場し、
“We Good”
そして彼らRiverside Mobのミックステープアルバム
『住まいは川沿い』から
“Living in”を披露した。
次第に座席指定だった会場が荒れ始め、
皆スタンディングになりステージへと向かい始めた。

するとKOHH
“懐かしい曲やってもいいですか”
そう告げると、
“飛行機”が流れ始める。
するとステージにかかる幕の
プロジェクションマッピングに
KOHHの直筆と思われる歌詞が
同時に現れた。

なんとも斬新な演出に筆者は心を打たれた。
その後も
“飛行機”
“気楽にやる”
“貧乏なんて気にしない”
“暗い夜”

を披露すると一度ステージはクローズする。

そして再び幕が開き、
そこにはオーケストラ演奏団、
そしてステージ中央には一本のマイクスタンド
そこにKOHHが立っていた。

静かに始まる
“ひとつ”
続いて
“Hate Me”
“Mind Trippin’”

私たちに語りかけるように楽曲を披露する。

会場は静まり返る、
するとKOHHは静かに話した。
“次の作品をもって、KOHHとしての活動を引退します”
騒然とすると会場。

筆者は前述の通り、
区切りとしてはこのタイミングだと考えていたので
“やっぱりか”
と思った。

KOHHは続ける
次の作品に入れようと思ってる曲やってもいいですか
するとKOHHは胸元から紙切れを取り出し
淡々と手紙を読み始めた。

それは幼い頃のKOHHを育てた
祖母への手紙だった。
静まり返る会場、驚きとともに
目頭が熱くなった。

手紙を読み終わると同時に
“I’m Dreamin’”
が流れ、楽曲はさらに深みを増し、
いまだに夢を見ている
ことを会場に伝えたKOHH

そして最後に
“ロープ”
でライブを締め括った。

会場は何が起こったか理解しきれていない状況だった。

今後のKOHHを引退してからの彼の動向は
いまだに不明だ。

このライブの様子は
『シブヤノオト Presents KOHH Document』
にて地上波で3月22日(日)NHK総合で放送されることとなる。


KOHHが唱え続けてきた「自由」

あらゆるアーティストがいる中でKOHHは自己の表現、
生き方についてリリースするアルバムごとに
明確に世に提示し続けてきた。

『YELLOE T△PE』では“女”“金”
『Monochrome』では“環境”“夢”
『梔子』では“愛”
『DIRT』『DIRT II』では“生と死”
『Untitled』では“自由”

と、あらゆる角度から
“自己”を表現し、
明確に歌詞にしている。

貧しかった家庭環境、
しかしKOHHはHIPHOPに出会い、仲間ができ、
そこにアイデンティティを見出せたのだろう。

世界に飛び出しそして、
最後は自らの育った団地、
彼の原点に戻り、
今は“感謝”を表現していると、
彼のライブや、『Untitled』を聴いていて感じる。

そしてついに引退作とされる6枚目のアルバム
『worst』
2020年4月29日にリリースされる。

“KOHH”としての音楽の終着点は一体どのようなところなのか、
『worst』で全てが明かされることだろう。

この記事の最後は
KOHH『DIRT』より
“気楽にやる”
の歌詞を共有し終わることとする。


“楽に 楽に
もっとみんな気楽に 楽しみながら気楽にやる
キングギドラはリアルにやる 楽しみながら気楽にやる

楽しみながら気楽にやる 無理してないから全部 楽
お金より遊びの音楽 キングギドラはリアルにやる
楽しみながら気楽にやる 楽しみながら気楽にやる
楽 楽 楽しみながら気楽にやる

楽にしてあくびする 家の中ファブリーズかけまくり
この香り マリファナ 灰皿にあるタバコと巻紙みて
寂しい気持ちになる 空き瓶 シロックと割って飲んだ
Cranberry みんなでダラダラして見る
インターネット しかめっ面するより楽しんじゃえ
居心地めちゃいい所 ここ地元


楽に 楽に もっとみんな気楽に 楽に
楽しみながら気楽にやる 無理してないから全部 楽
お金より遊びの音楽 キングギドラはリアルにやる
楽しみながら気楽にやる 楽しみながら気楽にやる
楽 楽 楽しみながら気楽にやる

気楽に朝起きて 歯を磨く 支度してお洒落な服着まくる
いかつく見えるかも 首のタトゥー イラついてる人 舌打つ
周り超優しい人ばかり だから気にするな
見た目より 中身 でもぶっちゃけ分からない
やっぱり顔かわいい娘はやばい”

気楽にやる
KOHH

KOHH
『worst』

1.Intro(worst)
2.Sappy
3.Rodman
4.2 Cars
5.Anoko
6.I Think I’m Falling
7.John and Yoko
8.ゆっくり
9.レッドブルとグミ
10.シアワセ
11.Is This Love
12.友達と女
13.What I want
14.They Call Me Super Star
15.手紙

先行予約
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